鮎川誠さんにつづいて、2月13日に漫画家の松本零士先生が逝った。
「第2の大祭」のこの時期。
しかも志賀島のホシフグの前日に、「ヤマト」と「999」の松本零士先生が逝ってしまった。
この意味は大きいと思う。
鮎川さんも松本先生も、福岡県久留米市の出身。
久留米市は宗像大社とおなじ東経130度30分。
「水蛭子のうみの十字」のタテ。
宗像・宇美(うみ)ライン。
織幡神社も太宰府天満宮も、あの姫古曽神社もこのラインにふくまれる。
先生と呼ぶのは、僕の心の師だからである。
小学校の高学年から中学にかけて、僕のバイブルは星新一のショートショートと、松本零士の戦場まんがシリーズだった。
どちらもすごく影響をうけた。

↑「宇宙海賊キャプテンハーロック」(フランス芸術文化勲章シュバリエ受章)のご先祖さん。
ドイツ空軍のファントム・F・ハーロック。
こちら↓は人間爆弾「桜花」。
太平洋戦争末期に現実に存在した、有人特攻ロケット。
爆撃機一式陸攻から発射され、ロケットエンジンを噴射したのち滑空。
敵艦に体当たりする。
航続距離がとても短く、
敵艦を目視できる位置まで近づかなければならなかったので、
ほとんどは母機もろとも撃墜され、
米軍からは、「Baka Bomb」と呼ばれていた。
『音速雷撃隊』より....。



このとき米空母には、原爆投下の報がとどいていた。


米空母が爆沈した海に漂うのは、特攻した若者が懐に入れていた写真....。
(冒頭の女性だ)
若者の心根を思うと、いま見ても泣けてくる。
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2023.03.04 / Top↑
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