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12日夜、大分県臼杵市の臼杵祇園まつりで、54歳の男性が山車にひかれて死亡する事故が起きた。
二台の山車が速度を上げて行き交う「辻出会い」で、バランスをくずして転倒。
車輪の下敷きになったそうだ。

祗園はスサノヲ。
辻は「十字」路。
もとより豊後の大友氏は有名なキリシタン大名。

あきらかにノートルダム大聖堂火災につづいて起きた、東京十区東池袋のエリートじじい暴走事故。
カトリックのカリタス学園の児童が狙われた、登戸の連続殺傷事件。
先日の京都祗園花見小路の火災とおなじ、「火の禊の十字」の流れだ。

くり返すけど「火の禊の十字」の対象となるのは、スサノヲ(祇園・氷川)と日本武尊である。

臼杵八坂神社(祇園宮)は、もともとは奥州磐前(福島県いわき市)にあったという。
奥州安倍氏滅亡の前九年の役につづく後三年の役を避け、海路を臼杵へとたどり着いたらしい。
なんかウラがありそうな話だ。

 ☞ http://usukiyasakajinnjya.jp/about.html

相殿には丹生嶋明神が祀られている。
たぶん本来の土地神だろう。

丹生島は臼杵湾に浮かぶ要害の島で、丹生島城が築かれた。
いまの臼杵公園(臼杵城跡)だ。
すっかり埋め立てられて陸地になってるけどね。

今回の事故には、その丹生嶋明神もからんでる。
亡くなられた方のお名前には「辰」の字。

丹=辰砂。
水銀だ。

臼杵市は古代の豊後国海部郡丹生郷。
「丹生」とは、水銀を産するって意味。

かつて丹生郷に含まれていた大分市の東部には丹生神社があって罔象賣神(みづはめ)を祀っているから、丹生嶋明神もそうなんだろう。
奈良県吉野郡の丹生川上神社とおなじパターンだ。

さらに、臼杵と十字から思い浮かぶのが、「日本列島の十字」。
中央構造線だ。

祇園、スサノヲ、十字(火の禊の十字)。
これらのワードは当然として、今回の事故のキーワードである「丹生」にも注意してほしい。

とくに中央構造線+丹生=丹生都比売の和歌山。
                = 丹生川上神社中社の奈良、吉野。

祇園まつりといえば、博多祇園山笠・天神一丁目の「安曇磯良丸伝説」を紹介したばかりだが、7月13日に長野県松本市「安曇」で観光バスと乗用車の衝突事故があり、21名が病院に搬送された。

「日本列島の十字」の、糸魚川静岡構造線だ。

去年、黄泉の大地母神イザナミの国生み開始のときにも書いたけど、「火の禊の十字」と「日本列島の十字」は共鳴する。
(だからこそ糸魚川大火災と大宮氷川神社の「いきなりステーキ」火災がリンクした)

12日の臼杵祇園まつりの事故も、13日の松本市安曇の事故も、そのあらわれだと思ってもらっていい。

「祇園」も「十字」も。
中央構造線の「臼杵」も、糸魚川静岡構造線の「安曇」も。

事象の連鎖は、あくまでシクミの流れにもとづいて起きるもの。
ワードはそのサインなのだ。



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2019.07.13 / Top↑
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