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去年1月にイザナミの母なる高天原が成立したあと、ずっと気になってたことがある。
父なる高天原の忠臣、タケミカヅチとフツヌシの動向だ。

ことし1月30日。
奈良市の震度3で、「ミロクの犠牲の十字」が動く。
震源は、一体山。

6月19日の石川県能登地方震度6弱で、ようやくその「一体」の意味が理解できた。

春日神社の鳥居が倒壊したからだ。

 20220619春日神社


全国春日神社の総本社は、藤原氏の氏神として有名な奈良市の春日大社。

2009年にはその藤原氏R「369」ラインで、CROSSニコニコ放火殺人(大阪)や島根女子大生死体遺棄事件(広島・臥龍山)が起きた。

国道369

「ミロクの犠牲の十字」は、春日大社や東大寺をふくむ「平城京」を中心とする事象の十字。

地の「日本列島の十字」と対をなす、人の「十字」である。

 ミロクの犠牲の十字

平成「22」年。
日本列島の十字のクロスポイント、諏訪大社で御柱祭が行われた2010年に。
「平城京遷都1300年祭」と「弥勒プロジェクト」を事象的な依代として完全成立。

マスコットキャラの「せんとくん」も、東大寺(大仏)+春日大社(鹿)だったよね。

 せんとくん

当時僕はこのキャラはマズいって非難したんだけど、けっきょくその通りになった。

やまびこ223号の「福島県沖地震M7.4震度6強(4)」にも書いたけど、1stステージの東日本大震災のキーワードは、東大寺大仏の「陸奥の金」。

あの大震災は東大寺の国家安寧の法要、「十一面悔過」とリンクして発生したもの。

「悔過(けか)」とは罪や過ちを悔い改めること。
多くの人命が、この国のカルマの犠牲となった。

かたや同時に起きた鹿島神宮の大鳥居の倒壊は、春日大社に対応する事象。
春日大社第一殿のタケミカヅチは、鹿島神宮からの分霊(わけみたま)である。


鹿島神宮の大鳥居を破壊したのは、世の大洗のオオナムチ(大洗磯前神社)。
東日本大震災で茨城の大洗港沖に、巨大な渦潮となって顕現した。

春日大社第一殿のタケミカヅチと第二殿のフツヌシは、ご存じのとおり「出雲国譲り神話」で高天原軍を率いた神。

敗北したオオナムチは全権を高天原に譲渡。
幽界(冥界)の主神として、杵築(きづき)宮(のちの出雲大社)に祀られた。
というか、封印された。

でもあまりにパワーが強大なもんでね。
そのあとも高天原の世に物申すとばかり、時代の節目節目に大変革神となって登場するわけ。

今回もそうだ。


1stステージでは、この「出雲VS高天原(伊勢)」の対立構造を軸にして、シクミが動いていた。
だから鹿島神宮の大鳥居も破壊された。

いうなればタケミカヅチに対するオオナムチの報復攻撃だ。

2ndステージに入ってもシクミの構造は変わらなかった。
2015年の「のぞみ225号」火災では、唯一犠牲になったのがお伊勢参りの方。
2016年の熊本大地震も、この国の東西構造の反映だった。

状況に変化のきざしが見えはじめたのは、2019年12月からだろう。
いまの太陽活動周期「サイクル25」がはじまってからだ。

劇的に変化したのは、2020年10月の伊勢神宮神嘗祭の日に、中曽根の合同葬でバルス菅内閣が「日叛(にほん)」国を宣言。
つづいて2021年1月に、父なる高天原にかわってイザナミの「母なる高天原」が成立してから。

(天照大御神はイザナギ高天原を継承。そもそも女神ではなく男神である)

「太陽のミロク」の共鳴はもちろん。
伊勢(高天原)側の神々がつぎつぎとイザナミに恭順。
神武天皇の孫のタケイワタツ(阿蘇大明神)や、八幡神(応神天皇)なんかもそうだよね。

世界競馬史上初の白馬G1制覇を果たし、2021年の最優秀3歳牝馬にも輝いたソダシは、まさにイザナミ高天原と伊勢の共鳴の象徴だといえる。

 


そんななか、父なる高天原の忠臣タケミカヅチとフツヌシがどう出るのか。

というのが、僕にとっての最大の関心事だったわけ。

この神々の場合、なにより「VSオオナムチ」ってのがあるでしょ。

神武VSニギハヤヒ。
大和VS蝦夷。
壬申の乱に、源平や関ケ原。
幕末の戊辰戦争にいたるまで。

この国の歴史的カルマ。
日本史における「東西問題」。
「東VS西」の対立構造はすべて、出雲国譲り神話からはじまったものだ。


折しもプーチンのウクライナ侵攻で、米ソ冷戦時代の「東西問題」が再燃。

これだって無関係じゃない。
というか大アリ。

戦後「66」年のフクシマ。
戦後「77」年のウクライナ。
ってのもだ。

2014年のウクライナのマイダン革命のあと、「神々が動いている」にこう書いた。

>「東VS西」はオオナムチが握るキーワード。

 安倍のバックにはオオナムチがいます。

 安倍のアラブる核外交が東西分裂の核であり、
 ウクライナへ飛び火したことは再三書いてきました。

 なぜ2013年の日本初の原発輸出のあと、
 翌年チェルノブイリのウクライナで政変が起き、
 東西冷戦が黄泉がえったのか。

 クリミアが独立を宣言したのは3月11日。
 「3・11」ですよ。
 これが偶然だと思います?

 その背後にオオナムチの姿が浮かび上がってきませんか? 


日本は世界の雛型とはよく言ったもの。
ロシアのウクライナ侵攻の種をまいたのはオオナムチ。

2017年6月6日の「恐怖のみらい」や7月7日の「777=核兵器禁止条約」にしてもそうだけど、過去のオオナムチ・セッティングのすべてがイザナミ高天原成立後に発動していることは特筆に値する。

かつて僕は、関東の大地震はオオナムチVSタケミカヅチの戦いの結果として起きる。
と書いた。

だがそれよりもっとこわいのは、両神の共鳴。

戦ってる分には従来どおりの「東VS西」カルマの放出だが、共鳴となると解除に向かうって話になってくる。

すくなくともこの国の歴史3000年分のカルマの解除だよ。
それがイザナミ高天原のもとに起きる。

どんだけ~のエネルギーになるか想像もつかない。

関東鎮護の鹿島神宮の要石(かなめいし)も、香取神宮の要石も、とうぜんながらまったくの絵に描いた餅だ。



この文章は7月3日にUPするつもりだった。

でも前記事のとおり、僕的には驚天動地の事態と相成ったので、そちらを優先した。

前置きが長くなって申し訳ないし、すでに7月3日に答えは出てしまってるのだが。

僕としては必要な文章なので、しばらくこのシリーズをつづけたいと思う。


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2022.07.05 / Top↑
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