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#つぶやっきー
イスラエルにだって原理主義者がいる。
イスラエルによるパレスチナへの入植政策の先鋒となってきたのが彼らだ。
想像してみてほしい。
ある日、自分の家の隣に新しい家が建つ。
もしくは自分の住むマンションの隣の部屋に、新しい隣人が引っ越してくる。
ある朝その隣人から庭やベランダにゴミが投げ込まれてたら。 あなたはどう思う?
最初は誤って落としたのかもと、良心的に解釈するかもしれない。
でもそれがつづいたら?
おまけにうるさくて寝られない。 完全にいやがらせだと気づいたらどうする?
とうぜん文句を云いに行くよね。
あなたは怒って家のトアを開け、隣に向かう。
だが隣の玄関には自動小銃を持った兵士がいて、隣人を護ってるんだ。
さ~て、あなたならどうする?
駆けこむべき警察も、苦情を訴えるべき役所も機能していないとしたら。
やがて外へ出れば隣人から石を投げられるようになり、車で出かけようにも家やマンション前の道にはいつの間にか検問の兵士が立ってて、隣人の車しか通してくれないとしたら....。
もうそうなったらとるべき道はいくつもないよね。
住みなれた町を捨てるか、泣き寝入りして延々と耐え忍ぶか。
おなじ立場の住民とともに抗議行動を起こすかだ。
でも抗議するにしても向こうからは罵声だけでなくブロックやビンが飛んでくる。
ヘタすりゃ弾丸も。
怒って石を投げ返せば、たちまち兵士がやってきて拘束される。
これがイスラエルのパレスチナ入植政策。
じつに平和的、かつ人道的な侵略作戦だ。
彼らはこれをけっして非人道的とは云わない。
だってパレスチナ人は、人間ではないのだから....。
パレスチナの西岸地区では、こうした状況がいまも日常。 日々くり返されている。
あえて日本に置き換えるなら、地上げ屋だろうか。 それが国ぐるみで行われてるようなもの。
だがガザ地区ではちがった。 住民が蜂起し、入植者の方が危険にさらされ、イスラエルはガザ入植を断念せざるをえなくなった。
かわりに、攻撃するようになったんだよね。
ガザの人たちは西岸地区の自治政府に怒り、失望し。 そして、イスラム原理主義組織が台頭する....。
2012年11月。 パレスチナは国連に、オブザーバー国家として承認された。
だがイスラエルには、パレスチナを国家として認める気はさらさらない。
そもそもパレスチナ人は人間ではないのだから。
かつて自分たちがそうであったようにだ。
こちら↓はそうした実情がかいま見えるドキュメンタリー。
ぜひみなさんにも観ていただけたらと思います。
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テーマ:神話と事象 ジャンル:学問・文化・芸術
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