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#つきよみ
日本書紀は、神功皇后=卑弥呼の可能性を示唆する。
神功皇后は稀代のシャーマン。 ただ、彼女が稀代のシャーマンたりえたのは、武内宿禰と中臣烏賊津使主という稀代の審神者(さにわ)がいたからだ。
現代は、審神者のいないだれでもスピリチュアルの時代。 お金さえ惜しまなければ霊的ステージを上げられるし、高次元のメッセージも受けとれる。 らしい。
オウム真理教みたいに解脱(アセンション)して菩薩者にだってなれるし(爆)。 じつに便利。
物質世界が便利になると、精神世界も便利になるものらしい。
ここ数年、そうしたスピ系女子に、月神の島・壱岐が人気だそうだ。 仕掛け人は子宮委員長ハルや、Happyといった、自己啓発セミナー系のスピリチュアルブロガー、イベンター。 ブラックアウトでだいじな"疑い"のレーダーを無力化され、つづいてホワイトアウトしたおつむに刷り込みが行われたパターン。
聞こえてくる宇宙人や神々のメッセージ。 わたしは正しい! だって、宇宙意識や神さまがまちがってるわけないもの。
こうなるともう自分を客観視できないし、我欲は正当化され、歯止めがきかなくなる。 つまるとこ、津久井やまゆり園の植松聖被告とおなじ。
世界は自分で創る! by Happy
「闇」の思うツボだ。
どんなに邪な低級霊が神や宇宙意識のフリをして近づいたって本人にはわかりっこないし、ちょっとメッセージを与えてやれば、ヒトラーユーゲントのようにイケイケになる。 絶好のパシリ。
「闇」が月黄泉を神輿にかつぐ、いまの月黄泉と生贄祭祀の流れで、壱岐が思ったほど反応しないのが不思議だったが、なるほど、ウラではしっかり動いてたわけだ。
もちろん子宮委員長ハル(八木さや)が壱岐でどんなにアコギな商売をやろうが、壱岐市の観光大使に選ばれたHappy がどんだけおバカなイベントをやろうが知ったこっちゃない。 ダマされる方がどうかしている。 その辺の心情は、みなさんとおなじ。
でも事象的には、とても無視できる話ではないんだよね。
ひとつは、2ndステージの壱岐が、太陽のミロクの1stステージにおける日神の対馬と似たような状況にあるのではないかという危惧。 いまや対馬はすっかり韓国人の島だ。
もうひとつが、スピリチュアルイベントが最悪のセッティングに使われた実例が、1stステージにあるということ...。
壱岐情報をコメントいただいて、東日本大震災の起爆剤となった2010年のスピリチュアルイベントを思い出した。
13人のシャーマンばあさんによる、グランドマザー国際会議ってやつだ。
>そういえばカグツチ出産の前にもあった。 13人のグランドマザー国際会議とかいうのが、福岡県八女市星野村の「ヒロシマの 火」でやっちまった例のイベントだ。 あのときも僕は、激怒したよね。 「私たちがここにいるのは、この惑星に気づきの光を灯し、祈るためです」 ではなぜ、台風13号の中止せよってメッセージにすら気づけないんだ?
イベントは2010年10月22日から、南西諸島の奄美大島で予定されていた。 、 だが直前の10月18~21日にかけて、奄美大島は超大型台風13号「メーギー」の影響による記録的豪雨に襲われる。 死者3名、全半壊453棟の被害を出した、2010年奄美豪雨だ。
13人のグランマに対応する、13号。 メーギーとはナマズのこと。 ナマズがもたらす記録的自然災害.....。
奄美豪雨が暗にどんな未来を予告し、警告していたのかわかると思う。 13人のシャーマンばあさんは僕らにとって、じつは13匹の地震ナマズだったわけだ。
なにが自然の声に謙虚に耳を傾け.....だよ。 聞こえてねえからこうなるんだろ。
つうか死者まで出ているのだ。 人として正常な感覚の持ち主ならイベントを中止するし、もしかして私たち、なにかよくないことやろうとしてるんじゃないのって、思わねぇか、フツー。
だが10月22日。 奄美大島に、予定どおり「ヒロシマの火」は灯された。
当時ブログに書きつづけていた、火のカグツチ出産(=ヒロシマ)への流れの中。 しかも、2009年の回帰日蝕で、黄泉のイザナミが嵐の復活をとげた南西諸島。
おまけに10月22日。 よりにもよって、オワリのはじまりの日に、だ!
その日、 阿摩弥姑(あまみこ)と志仁礼久(しにれく)が生んだ奄美は、イザナギとイザナミが生んだ日本列島の雛型となった。
>10月23日。13人のグランマは、豪雨被害の奄美大島から、鹿児島の霧島に 場所を変えてイベントを強行。 結果どうなったか。
ひと月後の11月23日、延坪島砲撃事件でカグツチ出産の号砲がとどろく。 翌年1月には、霧島の新燃岳が大噴火。 まんま霧島だ!
そして3月11日。世界的大惨事で「ヒロシマの火」は再現された。 ☞ 『水蛭子のうみの十字(2)』より 再現された「ヒロシマの火」とは、もちろん福島第一原発のレベル7である。 フクシマは「ヒロシマの再来」であり、イザナミのカグツチ出産だった。
当時の広島は秋葉市長。 秋葉の神は、カグツチ。 神紋はレベル7とおなじ七葉紅葉って、伏線も張られてたよな。
13人のグランマもとい、ナマズたちは、もののみごとに黄泉のイザナミに取り込まれ、その片棒を担いじまったわけだ。 (私たちに責任はないなんて、ゼッテーいわせねぇ)
13人のグランドマザー国際会議の発起人であるジョディがいかなる人物なのか僕はまったく知らないし、彼女らはたしかにそれぞれの大地、それぞれの風土を愛するメディスンばあさんなのかもしれない。 (まあメディスンマンにもいろいろいるみたいだけど)
ただHPの文章からにおってくるのは、スピリチュアル地球救済教だ(僕がかってにそう呼んでるだけだけど)。
連中は、地球を上から目線で見る。 いわば宇宙人目線でだ。
エセシャーマンでないのなら、「この惑星に気づきの光を」なんて云うまえに、まず自分自身が気づくべきだろう。 その目線がネイティブのものではなく、インディアンを迫害したアメリカンのものであるってことに。
さて、似たようなことがいま、月神の島壱岐で起きている。
戦後最悪の大量殺人。 津久井やまゆり園の植松聖被告とおなじ、月黄泉と生贄祭祀の流れで、だ。
壱岐市の観光的なウリは、市長のブログを見ればわかるように、「魏志倭人伝の島・一支国」。 つまり、弥生時代。 なので壱岐市は縄文遺跡には冷たい。すぐ埋める。
そんな壱岐市で、「ええじゃないかの縄文祭」。 じつにおバカだし、とても皮肉がきいている。
そういうトコだけは笑えるんだけどね。
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テーマ:神話と事象 ジャンル:学問・文化・芸術
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