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この記事のみを表示する星降る縄文~帰ってきたウルトラマン?

地震・火山

桃の節句の3月3日に、小さいけど気になる地震があった。

201903032004.png

震源は長野県南佐久郡川上村。
M3.6の震度2。深さは10km。

埼玉、山梨との県境付近。
千曲川の源流。関東山地の中心。奥秩父山塊と呼ばれる一帯だ。

地図を見くらべてみてほしい。
フォッサマグナに島のように浮かぶ関東山地全体がゆれたカンジ。


フォッサマグナ2 201903032004b.png

長野県は地震が多い。
だがほとんどは、2014年11月22日の神城断層地震(6弱)のような糸魚川静岡構造線ぞい。
2014年9月27日に噴火した御嶽山の近辺。
2011年の東日本大震災に連動した新潟の十日町断層につづく、長野盆地西縁断層帯で起きる。

下の断層地図を見てもらえばわかるように、3日の地震は断層が確認されていない空白域で起きためずらしい反応だ。


長野県の断層

この地震が将来的にどんな意味をもつのかはわからない。
ただ事象的にいえば、あきらかに「帰ってきた縄文」の流れだ。

つまり、縄文(黄泉)の大地母神イザナミの国生みの流れ。
女の子の節句3月3日はけっこうイザナミ事象が起きる日だしね。

長野県南佐久郡川上村といえば、去年5月に日本遺産に登録された、『星降る中部高地の縄文世界』。

 ☞ https://japan-heritage.bunka.go.jp/ja/stories/story061/index.html

八ヶ岳を中心とした黒曜石の文化圏で、縄文中期にとても芸術的な土器や土偶を生み出した。
諏訪大社上社前宮がある長野県茅野市出土の国宝『縄文のビーナス』や『仮面の女神』もそう。


茅野市縄文のビーナス 茅野市仮面の女神 ※グラウンディングがスゴいよね(笑)

震源の川上村は、大深山(おおみやま)遺跡。
人面香炉型土器が有名で、一般に「ウルトラマン」と呼ばれている。


長野県川上村ウルトラマン

帰ってきた縄文の流れ+ウルトラマン。
帰ってきたウルトラマン?

ウルトラマンはM78星雲。
縄文といえば『アメノミオヤ(2)』に書いたように、星信仰。
そういう地震なのかな?

黒曜石のかがやきは、まるで地上の星。
先月の記事で、静岡県賀茂郡河津町の見高神社を紹介した。

 ☞ https://amatuchitome.blog.fc2.com/blog-date-20190421.html

すぐ裏手にある見高段間遺跡は、神津島産黒曜石の一大物流センター。
星降る中部高地の縄文文化を支えた星糞峠の黒曜石とも、ルート的につながっている。

黒曜石は、現在では魔除けや目ざめのパワーストーン=オブシディアンとして知られる。
3日の地震も、そういう反応であってほしいなと思う。


【追記】

奥秩父山塊の埼玉県側ではことし1月9日にM4.1、深さ150kmの深発地震が起きていて、関東山地の地下深くにもぐりこんだプレートの影響だと考えられる。
近年話題になっている関東フラグメントも関係してるのかもしれない。

 ☞ https://www.aist.go.jp/aist_j/new_research/2008/nr20081010/nr20081010.html

また去年6月にはM2.3、深さ10kmの地震が起きてて、増加傾向にあるらしい。
3日の長野県側の地震もそのひとつということになる。
関東山地の地震は小さいけども、今後も注意して見とく必要がありそうだ。


2019.3.4
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テーマ:神話と事象
ジャンル:学問・文化・芸術