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伊勢神宮内宮の白いウサギは、「籾種石」のとなりの岩である。

その「籾種石」と紅白歌合戦の「縁起ダルマ」が、「天明」でつながってると情報をいただいた。
 
20230106伊勢内宮に白兎 2022紅白MISIA 


縁起ダルマの発祥は群馬県高崎市の少林山達磨寺で、天明年間。
 👉 縁起だるまのはじまり

籾種石はいまの伊勢市楠部町の人々によって、第51回式年遷宮(天明元年~寛政元年)にあわせて献納された。
籾種まで食べつくした状況から、そう名づけられたという。

共通するキーワードは、「天明の大飢饉」だ。

東日本を中心に全国で90万人以上(現代の人口比だと400万人近く)が餓死した、江戸時代最大の飢饉である。

紅白歌合戦のダルマを見て、これって「犠牲」をあらわしてないか?と書いた僕の見立ては、ある意味まちがってなかったことになる。


2020年10月17日、神嘗祭の日。
中曽根の自民党合同葬で、バルス菅が「日叛(にほん)」国を宣言したとき。
将来危惧される状況として僕は、「戦争」と「経済恐慌」、そして「食糧危機」をあげた。

このうち戦争と経済の混乱は、いま進行中だよね。

そんななか、紅白の日神のMISIAさんと、天照大御神の伊勢神宮内宮。
「太陽のミロクの第2の大祭」のもとに事象化した2パターンの白いウサギが、いずれも「天明の大飢饉」につながるというのは穏やかじゃないし、無視できない。

相次ぐ食料品の値上げどころか、「食糧危機」の予告。
って話にもなってくるからだ。


では、天明の大飢饉はなぜ起きたのか....。

そのいちばんの原因とされてるのが、1783年(天明3年)の「天明の大噴火」。
浅間山の巨大噴火である。

その鳴動は京都や大阪まで響き、火山泥流は東京湾に達したそうだ。

浅間山


75000年前のトバ・カタストロフのこと、みなさんもご存じだと思う。
超巨大噴火が地球規模の寒冷化を引き起こし、現生人類を絶滅寸前にまで追い込んだ。

(いまYahooニュース見たら、鳥羽(とば)市の貨物船沈没....だって

火山噴火でもっとも懸念されるのが、直接の被害より上空に舞い上がった火山灰。

浅間山の天明の大噴火はその後4年間にわたって日照不足に異常気象、寒冷被害を地上にもたらし、天明の大飢饉になってしまった。


浅間山が噴火を開始したのは、1783年4月9日の「子宮の日」。
8月5日(旧暦7月8日)に巨大噴火を起こしたらしい。

旧暦では安倍元首相銃撃事件とおなじ日なのが、ちと気になるトコ。
なんせあの事件って、この国の雛型だし。

じつは1783年にはヨーロッパでも、アイスランドのラキ火山が6月8日に大噴火。
浅間山との相乗効果で、北半球全体に寒冷化をもたらしている。

両方ともむちゃくちゃな規模の火山灰を噴出したらしい。

その結果、日本では東北を中心とした大飢饉に、全国各地で米騒動=天明の打ちこわし。
ヨーロッパでは大飢饉が、フランス革命のトリガーとなった。

僕らってさ、すっかり自然の支配者気分でいるけど、じつは人類の歴史って自然に支配されてんだよね。

経済や文化や宗教はもちろん。
思想だってそう。

流行りのSDGsにしても、そういうことでしょ。


太陽がこれまでのように地上を照らしてくれることを願い「籾種石」が献納されたのが、第51回の伊勢神宮式年遷宮。

その遷御の儀が、1789年。

近代民主主義のフランス革命も、おなじく1789年だ。

なんかこれって、かなり「シクミ」っぽいよな~。

その後イギリスで産業革命が起き、ロシアのプロレタリア革命(社会主義革命)に至るわけなんだけど、つまるトコそこで人類が選択を間違えたからこそ、いま太陽のミロクの第2の大祭のもと、やれ民主主義を守れだのっつってウクライナで世界戦争やってるわけで。
わが「日叛」国だって国防費43兆円なんていってるわけでさ。

ここでまた選択を間違えると、それこそ自然界に歴史を支配してもらうことになるんじゃないの?

つうかもうほとんど間違えてんだけどね。


どうやら事象読みとしては「宝永」や「大宝」だけでなく、「天明のGOTO黄泉がえり」をも視野に入れとかなくちゃいけないようだ。

ロシアのウクライナ侵攻に先駆けて発生した、
去年1月のこの↓フンガ・トンガ噴火どころじゃない大規模噴火。




あるいはその連鎖の可能性をだ。



【追記】

トルコ南東部の東アナトリア断層で、M7.8の大地震が発生しました。

202302061017.jpg


この規模の地震は、ナチスドイツのポーランド侵攻で第2次世界大戦がはじまった、1939年のエルジンジャン地震以来となります。

震源はガジアンテップ県。
ガジ(Gazi)は「戦士」という意味。

どうもはじまりの地震っぽい。
ウクライナの大反攻計画はまだ先ですが、その前にロシアが大攻勢をしかけるかも。

いずれにせよ、「第2の大祭」がつぎのステージ(本格化)に入ったって合図の可能性があります。

神嘗祭の10月17日とおなじ、日本時間10時17分ってのもねぇ。
いってるそばから7月8日のM7.8だし....。

トルコとウクライナも、日本とトルコ同様「再会のイザナミの死」でつながってるし、アナトリアは最古の大地母神の地。
そういった意味でも、このM7.8はとても他人事ではないです。

トルコと日本の地震連動についてはこれまでも書いてきたし、串本を通して「ミロクの犠牲の十字」ともつながってます。

トルコの地震ではいつも、崩れやすい建物が多いからって専門家は云いますよね。
ならば日本は大丈夫なんて思わないでくださいね。

深さ17kmでM7.8の直下型なら、東京だってたまったもんじゃありません。

熊本大地震はM6.5の深さ11kmと、M7.3の12km。
阪神淡路大震災はM7.3の16kmです。
いずれも震度7。

日本の地震はいま小康状態ですが、呼び水となってこちらも動き出す可能性があると思われます。


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2023.02.06 / Top↑
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